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田島ロータリークラブ環境保全委員会
国蝶「オオムラサキ」の保護
田島ロータリークラブ30周年記念事業として「オオムラサキ」の保護活動として
町内に「オオムラサキ」の餌と成るブナの植樹を行い
現在、確実に成功に向かい、「オオムラサキ」が増えつつあります。
「オオムラサキ」とは
オオムラサキは日本昆虫学会が1967年(昭和32年)国蝶に指定しました。
タテハチョウの中では日本最大で翅長が10cm.近くにもなり、
雄の翅表は青紫に白い斑点が並び、飛翔の様は雄大で紫の宝石が輝く様でもあります。
雌はやや雄よりも大きく、青紫色も少し淡いが、飛翔の様子は雄雌とも
パタパタと音が遠くにいても聞こえるような、重い飛び方をするようです。
はじまり
田島ロータリークラブでは、すさまじい森林破壊が動植物に多大な影響を及ぼすとともに
人類にも影響があることを"対岸の火事”ではなく、身近な問題として対策を考え
絶滅危惧種などに、視点を向けるべきである事を
平成6年9月10日当クラブ神田良紘君の誕生スピーチより
「国蝶オオムラサキを保護する」
と言う活動が始まりました。
早速同年11月には、オオムラサキの幼虫の食樹である、「エゾエノキ」の苗木100本
翌7年4月にも100本の苗木を田島町に寄進し、田島町所有の山林2箇所に植林いただき
それ以後、例年予算を計上し、専門の皆さんに樹木周辺の下刈り等
「エゾエノキ」の手入れを行っています。
いずれ、田島町内に「オオムラサキ」の雄姿が見られることを夢見て・・・
しょうさい
南会津の山々も近代開発の波に逆らえず、30年40年サイクルで広葉樹が伐採され
キノコのホダ木・家具・建材として年々利用度が高くなり
山林の姿を変えてきました。
エノキ・エゾエノキも例外では無く伐採され、家具などに使用され、それを食樹とする
オオムラサキも近年町内にその雄姿が見られなくなり心配をしていましたが、
ようやく昨年あたりから、少しづつ飛翔が「徳昌寺」境内(徳昌寺にも植林をした)にも
見られるようになりました。
個体数は年にほんの僅かではありますが、増えつつあり希望を持てるものと思います。
自然を護ることは、多くの生き物そして人間の生命を護るものであると思います。
田島町でオオムラサキの見られる時期は7月10日〜8月10日頃までです。
当クラブの活動に刺激され、田島町としてもオオムラサキを増やすべく田島ダムに
エノキ90本・コナラ90本・クヌギ90本その他ヤナギやミズナラ等を植林しました。
しかし、心ない人により苗木が盗まれると言うことが続き、残念です。
又、エゾエノキはカモシカの好物なのか、冬期間に食べあらされますし
雪の重みで折れたりと、管理は大変です。
森を作ることにより、昆虫も増え、それを食べる野鳥や小動物も増え、落ち葉を濾過する地下水も
人間には、長生きの命の水となります。
田島ロータリークラブでは今後も「自然を大切に」を合言葉に
会員一同心を合わせて、自然保護とオオムラサキを見守って行きたいと思います。
Special Thanks
ここにこの活動を支えていただいた
国際ロータリークラブ第2530地区環境保全委員会
会津区ロータリークラブ(全10クラブ)
の皆様に田島ロータリークラブ会員一同改めて、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
そして、これからも宜しくお願い致します。